# ピッチ資料の財務スライド：資金流出、活動可能期間、前提を説明する

財務スライドでは期首の現金、対象期間、資金の流入と流出、調達で目指す節目を確認できるようにします。実績と予測は分けてください。整ったグラフでも定義のない資金流出額は説明できず、入金日が不確かな売上を今日使える現金に変えることもできません。

## 具体例

現金残高が900,000 USD、毎月の正味資金流出が75,000 USDなら、流出額が一定という単純な計算では十二か月続きます。採用計画により毎月の流出がすぐに25,000 USD増えるなら、同じ単純計算では九か月です。スライドに現金残高の日付、資金流出の定義、採用の前提を示します。年間契約額は受領済みの現金ではなく、請求書を発行した売上も今月の入金とは限りません。この計算を実際の資金繰り予測と結び付けてから資金調達計画として示してください。

1. 各指標の通貨、対象期間、定義を示します。
2. 現金支出から流入を差し引いて正味の資金流出を計算し、活動可能期間の前提を示します。
3. 資金調達の依頼と達成する節目を結び付け、悪化した場合の想定も示します。

## 計算から説明可能な見出しへ

グラフを選ぶ前に、元の数値の横に計算式を書きます。合計値、比率、比率の変化では分母が異なります。繰り返し丸めると比較が歪むため、表示する最終結果だけを丸めてください。

1. 各数値の対象期間、単位、集計対象を記録し、実績と計画・予測を区別します。
2. グラフとは別に主要数値を計算し直し、両者が同じことを示しているか確認します。
3. 結果を具体的な判断につなげます。原因についての説明は、別の根拠が揃うまで問いとして残します。

基本ケースと、入金の遅れや採用の前倒しなど、明確に定義した感度分析を一つ用意します。見出しの活動可能期間だけを変えるのではなく、裏付けとなる資金繰り表の入力値を変更してください。現金残高の日付と、資金流出に一時費用を含むかを明示します。売上前の事業なら次の節目と必要な根拠を説明し、実績欄を裏付けのない売上で埋めないでください。これは予測を説明するための資料構成であり、投資助言や財務担当者が確認したモデルの代わりではありません。

## 実際の作業で確かめる

承認済みの元資料をPageworksに入力し、構成案を確認してからスライドを生成・調整してください。Proは最大50枚と編集可能なPowerPoint書き出しに対応します。相手に渡す形式に合うプランを選びましょう。

[プレゼン資料を作成](https://pageworks.app/ja/signup)
[プランと書き出し形式を確認](https://pageworks.app/ja/pricing)

[PDFやWordの文書をAIでスライドにする方法](https://pageworks.app/ja/blog/notes-docs-to-deck)

## 出典・参考資料

[Sequoia：事業計画の構成](https://sequoiacap.com/article/writing-a-business-plan)

## 作業メモ

- 出典と対象期間: ____________________
- 受け手に必要な編集: ____________________
- 確認担当者: ____________________
- 未解決の質問: ____________________

[Pageworks](https://pageworks.app/ja/blog/pitch-deck-financial-slide-rules)
